無題

主演:本木雅弘 広末涼子　「おくりびと」を観て来た。
モントリオールでグランプリ受賞　なんて言っても
観てみるとガッカリ・・なんて映画はたくさんあるので
あまり期待せずに行ったのだけど・・・



予想に反して、とても素敵な映画。
笑えるシーンもたくさんあって
それがまたクスクスなんてものでは無く
思わず大笑いしてしまう。





人の死を扱っているのに、内容が重いわけでも無く
ここは泣くところ！　って感じの押し付けたシーンも無い。
誰かが死を迎えているシーンが悲しいのではなく
自分の経験と重なった時に涙が溢れた。

真剣に観ながらも、自分の母が亡くなった時の事を思い出す。
あの時は、ただ悲しくて寂しくて泣いてばかり。

そして、今回この映画を観て思ったこと

「もっと“感謝”の気持ちを込めておくってあげれば良かった」

自分が年をとったせいもあるけれど、ただ悲しむのでは無く
自分を生んでくれたこと、自分を育ててくれたこと
全てに感謝をして“おくる”こと。
あの時の私には、無かったから。



機会があれば、もう一度観にいってきます。
みなさんも　是非　大切な人と一緒に・・・